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バッカスとアメジストのお伽噺

更新日:2024年9月17日

宝石や天然石は、古くから人の心を掴む魅力に溢れ多くのおとぎ話や、歴史に登場します。

今回はギリシャ神話でも有名なお話をご紹介します。


今回のお話は2月の誕生石・・・

「バッカスとアメジスト」

ある日、ギリシャ神話の酒の神「バッカス」がいつものように宴会をしていたところ

突然、酔った勢いでとんでもない事を言い出します。


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↑お酒の神様「バッカス」


「家来の獣を、これから逢う最初の相手にけしかけよう。」

ちょうどタイミングの悪い事に、一人の美しい妖精が姿を見せました。

彼女の名は「アメジスト」彼女は月の女神アルテミスに仕える女妖精でした。


現れたアメジストに向かってバッカスは獣を解き放ちます。

向かってくる獣に対して、アメジストはなすすべもありません。


悲劇が起こるその瞬間・・・

アメジストは水晶に姿を変えました。

事態を見かねたアルテミスが、襲い掛かる獣よりも早くアメジストを助けようとしたのでした。


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そうしてアメジストは水晶となったアメジスト

その後、酔いからさめたバッカスは大いに反省し、水晶になったアメジストにお詫びとしてワインを注ぎました。


すると、水晶はたちまち透き通った紫色に変わりました。

そうして出来た紫の水晶は、彼女の名をとって「アメジスト」と呼ばれました。


~END~


この話から、アメジストを持っていると「悪酔いしない」という言い伝えが出来たそうです。


アメジストの石言葉は「真実の愛・誠実」

どちらも、酔っている時には見えないものですね。


ギリシャ神話に登場する神はどこかコミカルで変わった話が多いので

興味があるかたは是非調べてみてください。


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